キッチンの間取りに悩んだ最大の理由
間取り検討に最も時間をかけたLDK。中でも特に時間をかけたのが
キッチン周りのレイアウト
何でキッチンの検討にそんなに時間が掛かったのかを改めて考えてみると、家の中で唯一『見た目と作業性の両立』が求められるからなんですよね。
たとえば、
- リビングは見た目重視だけど作業はしない
- ランドリールームは作業性が大事だけど、来客には見えない
一方でキッチンは、
- 来客があると必ず目に入る
- 毎日料理や片付けをする
というわけで、美しさと使いやすさの両方を求められる難しい場所なんです。
生活感の象徴…「冷蔵庫」をどうするか問題
その中でも特に悩んだのが冷蔵庫の配置でした。
冷蔵庫ってキッチンに絶対に必要だけど、正直言って生活感の塊ですよね。
- 大きくて存在感がある
- デザインが空間に馴染みにくい
- しかも家族全員が毎日使う
つまり「できれば隠したいけど、隠すと使いにくい」ものの代表格。
パントリーに隠す案も検討…でも我が家の結論は違った
よくあるアイデアとして、冷蔵庫をパントリーの中に隠すという方法もあります。
でも我が家は、パントリーとキッチンの位置関係や動線を考えたときに、それはベストではないと判断しました。
そこで出した結論が…
冷蔵庫は見えないけど、ちゃんとアクセスしやすい場所に配置する
という間取りの工夫です。
【実例】冷蔵庫は「ここ」に配置しました
考え抜いた結果、最終的にこのようになりました!

見ての通り冷蔵庫はどこにもありません。
かと言ってパントリーに隠したわけでもなく、キッチンの横にちゃんとあるんです。
ではどこにあるのか?
間取りで見るとこのようになっています。

アイランドにしているので左右には通路があり、右側の通路を挟んだ先に冷蔵庫のスペースを作りました。
- リビングやダイニングからは見えない
- キッチンからはすぐ隣
- キッチン前にあるダイニングからも近い
結果的に「隠してないけど見えない」最高の配置になったと思っています。
今の家では冷蔵庫はキッチンの真横にあるので、今より80センチ位遠くはなったものの、使用感はそれほど変わらないはずです。
毎日の事なので「その2歩が面倒!」という人もいるかもしれませんが、我が家では生活感の無いスッキリとした見た目を優先しました!
まとめ|冷蔵庫を見えなくするだけでLDKの印象が変わる
冷蔵庫の配置は、LDK全体の印象に大きく関わる要素です。
我が家のように「ホテルライクで生活感のない空間」を目指すなら、間取りの早い段階で冷蔵庫の場所をしっかり検討しておくのがおすすめ。
少し距離があっても、毎日の動線と見た目のバランスをどう取るかが、住んでからの満足度を大きく左右します。