「6人家族で全員が同時にスマホやパソコンを使ったら、さすがに1ギガじゃ重くなるんじゃないの?」「月1,000円の差なら10倍速い10ギガにしておく方が後悔しないよね?」
新築の光回線を選ぶとき、こういう悩みを持った人、多いんじゃないでしょうか。
私(ます蔵)もヘーベルハウスで3世代6人の二世帯住宅に建て替えるにあたって、まったく同じように悩みました。最初は「せっかくの新築だし10ギガにしよう!」と思っていました。
でも調べれば調べるほど、光回線の速度って「回線プランだけで決まるものじゃない」ということがわかってきたんですよね。
鍵を握るのはルーターとスマホのスペック。この盲点に気づいてから、我が家は迷わず1ギガにしました。実際に3世代6人で使って問題が出たことは一度もないです!
新築戸建はなぜ光回線一択なのか

まず大前提として、新築の戸建ならホームルーターではなく光回線一択です。
ホームルーターというのは「コンセントに挿すだけでWi-Fiが使える」タイプのもので、引越し直後に仮で使うには便利です。ただ、実態としてはスマホをもう1台契約してテザリングしているのとあまり変わらないんですよね。
- 通信速度が時間帯や環境に左右されやすい
- 大容量通信(4K動画・オンラインゲームなど)に弱い
- 在宅ワークのオンライン会議に不向きなことがある
一方で光回線は有線で安定した速度が出て、長期的に見ても安心感が段違いです。戸建てなら工事もできるので、光回線を選ばない理由がないんですよね。
1ギガと10ギガ、何が違うの?
光回線を契約しようとすると、だいたいどの会社も以下の2プランを用意しています。
| プラン | 最大通信速度 | 月額料金の目安 |
|---|---|---|
| 1ギガプラン | 最大1Gbps | 約4,000〜5,000円 |
| 10ギガプラン | 最大10Gbps | 約6,000〜7,000円 |
速度が10倍なのに料金差が月1,000〜2,000円ほど。これを見ると「なら10ギガにしよう!」って思いますよね!
私も最初はまったくそう思っていました。でも、インターネット回線はそんなに単純じゃなかったんです。
【盲点】10ギガの速度が活きるのはルーターとスマホ次第

ここが今回の記事で一番伝えたいポイントです。
光回線の速度は、ルーターと接続する端末のスペックによって上限が決まります。
わかりやすく言うと「10リットルの蛇口をつけても、途中の配管が細ければ水は10リットル流れない」というイメージです。

我が家では2年前にメッシュWi-Fi用のルーター(バッファロー WNR-5400XE6P/2S)に買い替えていました。Wi-Fi 6Eという高速規格に対応した最新モデルなのですが、このルーターの最大通信速度が2Gbpsだったんです。
つまり10ギガ(10Gbps)で契約しても、ルーターを通過した時点で2Gbpsに絞られてしまう。その先にどれだけ速い回線が来ていても、ルーター以降は2ギガどまりなんですよね。
Wi-Fi7ルーターにすれば解決?→スマホも対応が必要

「じゃあ10ギガに対応したWi-Fi7ルーターを買えばいいじゃないか」と思いますよね。
でも実はもうひとつ落とし穴があって、Wi-Fi7は受け取るデバイス側も対応している必要があるんです。
iPhoneで言うと、Wi-Fi7に対応しているのはiPhone 16以降。iPhone 15以前のモデルを使っている家族がいる場合、Wi-Fi7ルーターを買っても、そのiPhoneはWi-Fi7の恩恵を受けられないんですよね。
子供が学校で使っているノートPCもWi-Fi 6Eまでの対応だったので、Wi-Fi7ルーターにしてもすべての端末で速度が活かせるわけではありませんでした。
Wi-Fiが部屋によって遅い問題→メッシュWi-Fiで劇的改善
「今の1ギガ契約なのに、なぜか部屋によって重い」という経験はありませんか?
建て替え前の我が家がまさにこの状態でした。光回線は1ギガ契約のはずなのに、2階の子供部屋や離れた部屋ではスマホの動画がカクカクする。原因は回線ではなくルーターだったんですよね。
古い単体ルーターは電波の届く範囲に限界があります。特に2階建て以上の戸建てでは、1台のルーターで家全体をカバーするのは難しいことが多い。
そこで試したのがメッシュWi-Fi対応のルーター(バッファロー WNR-5400XE6P/2S・2台セット)への買い替えです。メッシュWi-Fiとは、複数のルーター機器が連携して家全体をシームレスにカバーする仕組みのこと。電波が届きにくい場所にも中継機を置くことで、家のどこにいても安定した速度が出るようになります。

これを導入したら効果てきめんでした!
ルーターの親機が2階にあったため一階リビングは少し弱かったのですが、メッシュ化してから動画もオンラインゲームもストレスゼロに。しかもこのルーター、最大通信速度が2Gbpsだったので「ルーターの上限が2Gbpsなら10ギガを契約する意味がない」ということもこのとき気づいたんです。Wi-Fiが遅いと感じている方は、10ギガに乗り換える前にまずルーターを疑ってみてください。

メッシュ化前はダウンロード128Mbpsだったのが、メッシュ化後は545Mbpsと約4倍以上に跳ね上がりました!
アップロードも36Mbps→266Mbpsと約7倍。
545Mbpsがどのくらいかというと…
- 4K動画(約15GB)を約4分でダウンロードできる速さ
- 家族6人が同時にYouTube高画質を見てもまったく余裕
- オンライン会議(Zoom)なら60本同時接続できる計算
1ギガ契約のポテンシャルをルーター1台の交換でここまで引き出せるんですよね。「回線が遅い」と思っていたのに、実はルーターがボトルネックだったというパターン、我が家だけじゃないはずです。
あなたのスマホキャリア別|おすすめ光回線はこれ!
「結局どこの光回線が一番お得なの?」って迷いますよね。
実は一番シンプルな答えは、今使っているスマホのキャリアで決めること。セット割で月々の料金がガクッと下がるので、まずキャリアから絞り込むのが後悔しない光回線選びの近道なんですよね。
| スマホキャリア | おすすめ光回線 | セット割 | キャッシュバック上限 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンク/ワイモバイル | NURO光 | ✅ あり | 最大75,000円 |
| au/UQモバイル | auひかり | ✅ あり | 最大63,000円 |
| ドコモ | ドコモ光 | ✅ 最大1,100円/台 | 最大37,000円〜 |
| 格安SIM/その他 | GMOとくとくBB光 | ❌ なし(その分月額安め) | 47,000円〜 |
⚠️ 上記のキャッシュバック金額・キャンペーン内容は2026年5月時点の情報です。各社のキャンペーンは予告なく変更・終了する場合がありますので、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザー → NURO光
ソフトバンク光も選択肢ですが、NURO光の方が断然おすすめです。
ソフトバンク光はNTTの設備を借りた「光コラボ」なのに対して、NURO光は自社の独自回線。夕方〜夜の混雑時でも速度が落ちにくく、実測速度は840Mbps前後と最速級。セット割もNURO光で適用されます。
▶ ただし提供エリアが限られるので、まずエリア確認が最初のステップ!
au・UQモバイルユーザー → auひかり
auひかりも独自回線なので速度・安定性ともに優秀。au・UQモバイルとのセット割でスマホ代も下がるので、家族全員auというご家庭には文句なしの選択肢です。
ドコモユーザー → ドコモ光
ドコモ光はスマホ1台あたり最大1,100円の割引が入ります。我が家のような3世代6人家族が全員ドコモだったら、それだけで毎月6,600円の節約になる計算。
家族人数が多いご家庭ほど恩恵が大きい選択肢ですね。
格安SIM・その他 → GMOとくとくBB光
セット割が使えない格安SIMユーザーは、純粋に月額の安さで選ぶのが正解。GMOとくとくBB光は料金体系がシンプルで途中の値上げもなく、光回線初心者でも安心して使えると評判です。
そもそも1ギガで日常使いは足りる?用途別の必要速度まとめ
| 用途 | 必要な速度の目安 |
|---|---|
| Web閲覧・SNS | 1〜10Mbps |
| YouTube高画質(HD) | 10〜20Mbps |
| 4K動画視聴 | 25Mbps前後 |
| オンライン会議(Zoom等) | 5〜10Mbps |
| オンラインゲーム | 30〜100Mbps |
1ギガ(1,000Mbps)の回線なら、家族6人が同時に使っても合計100〜300Mbps程度で収まることがほとんどです。実際の通信速度は理論値よりも低く出ることが多いですが、それでも十分な余裕があります。我が家はヘーベルハウスの二世帯住宅で3世代6人が住んでいますが、先ほど書いた通り500Mbps以上の速度が出ているため1ギガで困ったことは一度もないですね。
家の光回線、あなたはどっちを選ぶべき?判断フロー
STEP1:家の中のLAN・Wi-Fi環境を確認
→ 最大速度が2.5Gbps以下のルーター → 1ギガで十分
→ 2.5Gbps以上対応ルーター・有線LANあり → STEP2へ
STEP2:実際に「速度不足」を感じているか確認
→ 動画・Web・Zoom中心で困っていない → 1ギガで十分
→ 家族が同時利用すると重い → STEP3へ
STEP3:家庭内で大容量通信をするか確認
→ Web閲覧・動画・テレワーク中心 → 1ギガで十分
→ オンラインゲームをヘビーに使う・大容量ファイルのやり取りが多い → 10ギガを検討
図解にしてまとめると以下のようになります。

光回線を新築で契約する際の4つの注意点
① 申し込みは入居2〜3ヶ月前から
新築の場合、光ファイバーを建物に引き込む工事が必要で、申し込みから開通まで1〜2ヶ月かかることがあります。入居してすぐ使いたい場合は早めの手続きを。
② 光ファイバーの引き込み場所をあらかじめ指定する
引き込み場所を指定しないと、工事業者が引き込みやすい場所を選んでしまいます。Wi-Fiルーターを置く場所(家の中心に近いところ)の近くに引き込んでもらうよう、ハウスメーカーの担当者に事前に相談しておくのがおすすめです。
③料金は月額だけでなく実質コストで比べる
各社とも「キャッシュバック○万円」などの特典が充実しています。ただし受け取り条件が複雑なことも多いので、表面の月額料金だけでなく工事費・違約金・キャッシュバックまで含めた「実質コスト」で比較するのが後悔しないポイントです。
まとめ|新築の光回線は1ギガで十分、でもルーターはケチらない
新築戸建の光回線選びを整理すると、こうなります。
- 光回線 vs ホームルーター → 戸建てなら光回線一択
- 1ギガ vs 10ギガ → 一般家庭は1ギガで十分。ただし10ギガを活かすにはルーターと端末も対応が必要
- Wi-Fiが遅い → 回線よりルーターを先に疑う
- メッシュWi-Fi → 2階建て以上の戸建てには特におすすめ
我が家はヘーベルハウスの二世帯住宅(3世代6人)で1ギガ契約にしましたが、メッシュWi-Fiルーターを導入したことで家中で快適なネット環境が実現できています。
光回線選びに迷っている方は、まず「今使っているルーターのスペック」を確認してみてください。それだけで悩みが一気に解決することも多いですよ。
打ち合わせの詳しい様子はアメブロでも公開中です
▶ https://ameblo.jp/masuzo-haus/
