ヘーベルハウスのホテルライクなリビング実例|家具と照明のこだわりを施主が解説

ヘーベルハウスのホテルライクなリビング実例|家具と照明のこだわりを施主が解説

はじめに|ホテルライクなリビングで大切にしたこと

家づくりで一番長く過ごす場所だからこそ、リビングには一番こだわりました。

テーマは「ホテルライクだけど、無理なくキレイを保てること」。

我が家は三世代6人+わんこと暮らす同居型二世帯住宅。生活感が出やすい環境ですが、見た目の美しさだけでなく、片付けやすさや掃除のしやすさまで考えて設計しています。

今回は、そんな我が家のホテルライクなリビングで実際に取り入れた工夫と、住んでみての本音をご紹介します。完璧な状態を毎日キープするのは正直むずかしいものですが、だからこそオシャレとキレイを楽に両立できるかを最優先に、しっかりコストをかけました。

  • ソファ:formax MODULE
  • リビングテーブル:Ritzwell IBIZA FORTE
  • パーソナルチェア:富士ファニチア Agio
  • 床タイル:RIVIERA ジェルストーン600角
  • テレビ裏:RIVIERA レジャーストーン(天然石)
  • フロートテレビボード:パモウナ

①ソファはformax MODULE|沈み込みすぎない座り心地

ヘーベルハウスのホテルライクなリビングに置いたformax MODULEのダークグレーソファ
ダークグレーのformax MODULE。座面が長く、足を伸ばして寝転べます

ソファは1年ほど探し続けて、最後にformaxのMODULEへたどり着きました。座り心地は硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどいいバランスです。腰かけた瞬間は表面のフェザーでふわっと沈みますが、奥のウレタンが受け止めてくれるため、沈み込みすぎません。

座面は2000mm以上あり、足を伸ばして寝転べます。横になるとついうたた寝してしまうほど快適でした。張り地は最後まで迷いましたが、壁と床がライトグレーなので、あえて濃いダークグレーを選択。空間全体の色バランスも締まった気がします。

ちなみに見た目が好きだった同ブランドのJoinは、ロボット掃除機が下を通れないため候補から外しました。オシャレさと掃除のしやすさを両立できるかどうかは、我が家にとって外せない基準でした。

②リビングテーブルはRitzwell|木目と曲線美

RitzwellのウォールナットテーブルIBIZA FORTEの曲線と木目
妻が一目惚れしたRitzwell IBIZA FORTE。曲線と木目がアクセントに

リビングテーブルは、妻が一目惚れしたRitzwellのIBIZA FORTE(イビザ フォルテ)です。目の錯覚を使った曲線が本当に美しく、置くだけで空間の主役になります。タイルとグレーが多い我が家に木目のアクセントが入り、全体がやわらかくまとまりました。

表面はウレタン塗装とオイル仕上げから選べましたが、あえてウレタン塗装にしています。オイル仕上げは質感が魅力な反面、無垢材と同じく水気に弱く、日常のテーブルとしては気を使います。水拭きできるウレタン塗装なら、質感も十分に良く、神経質にならずに使えます。オシャレなだけのオブジェにしたくなかったので、この選択に後悔はありません。

③パーソナルチェアは富士ファニチア|6人家族の居場所

富士ファニチアのパーソナルチェアAgioとオットマン
富士ファニチアAgio。オットマン付きで、家族に一番人気の特等席

6人家族だと、ソファに全員座るとさすがに少し窮屈です。そこでL字の反対側にアクセントとなる一脚を置きたくて、打ち合わせの初期から探していました。座り比べた末に選んだのが、富士ファニチアのAgioです。

本来ソファとして作られているだけあって、座面も背当たりもやわらかく、座り心地が抜群でした。オットマンも合わせたので、足を伸ばしてくつろげます。気づくと妻や子どもたちが座っていて、いちばん人気の特等席になりました。私はソファ派なので、家族と居場所の取り合いにならず済んでいるのも、地味に助かっています。

④床は大判タイル|わんこも滑らない600角

リビングから玄関へ連続するRIVIERAジェルストーン600角のグレー大判タイル
玄関・廊下・LDKに通したグレーの大判タイル。連続感で広く見えます

ホテルライクを軸にしたので、1階は玄関・廊下・LDKをすべて同じグレーのタイル(RIVIERA ジェルストーン600角)で通しました。大判タイルでしか出せない連続感と雰囲気があり、空間が一段と広く見えます。

表面には微妙な凹凸があるため、程よいグリップが効いて滑りません。タイルにした目的のひとつが飼っている”わんこ”のためでしたが、以前の家のフローリングでは滑って危なかった全力ダッシュも、ここでは滑らずに走れています。入居初日に床で粗相をされたときも、染み込まず掃除が一瞬で終わり、タイルの安心感を実感しました。

またグレーの床は汚れがほとんど目立たず、傷にも強いので、新築でも神経をすり減らさずに済みます。

一方で、暖房をつけるような肌寒い日にはやはり少しひんやり感じます。ただ2階の突板フローリングも裸足だと冷たく、結局どちらもスリッパは必要でした。まだ入居してから冬を経験していないので、一冬過ごしての感想はまた改めて記事にしたいと思います。

なおこのタイルはヘーベルハウスのカタログオプション品で、特注料金なしで施工できました。同じ質感を狙うなら、標準・オプション・特注の線引きを早めに確認しておくと、費用の見通しが立てやすくなります。

⑤テレビ裏は天然石|厚みで金具を隠すニッチ

テレビ裏に貼ったRIVIERAレジャーストーンの天然石アクセントウォール
テレビ裏はRIVIERAレジャーストーン。凹凸と重厚感が一番の見せ場

正面のテレビ裏はタイルで仕上げるつもりでしたが、検討中に天然石の魅力に気づき、最終的にRIVIERAのレジャーストーンを採用しました。実際に貼ってみると、タイルにはない凹凸と重厚感があり、リビングの一番の見せ場になっています。

うれしい誤算もありました。石に厚みがあるぶん、壁掛けテレビの部分が自然と15mmほどのニッチになり、テレビの金具がきれいに隠れて収まりが良くなったのです。見た目の重厚感と実用性が同時に手に入りました。

ただ細かい凹凸が多いため、正直言うと掃除はちょっとしにくいですね。ハンディモップでホコリを飛ばし、落ちたころに床を掃除するようにしています。

それでもここは、どうしても天然石を使いたくて、掃除のしやすさより見た目に全振りした場所。リビングの主役として毎日目に入る壁なので、多少の手間は納得した上で選びました。ホコリは全く目立たない+下には掃除がしやすいフロート家具+ロボット掃除機の導入と全体の負担を抑えているので、そこまでの負担感はありません。

⑥フロートテレビボード|足なしで掃除もラク

足のない壁付けのパモウナ製フロートテレビボード
パモウナのフロートテレビボード。足がなく、下まで掃除できます

テレビボードを置くか置かないかは悩みましたが、録画用のレコーダーを収めたいという妻の希望で設置を決めました。どうせ置くならスタイリッシュにと、ヘーベルハウスのカタログ品であるパモウナのフロートタイプを選んでいます。

床から浮いた形なので足がなく、視線が抜けてスッキリ見えます。汚れがたまりやすいボード下もロボット掃除機が入り込めるため、掃除の面でも快適です。レコーダーだけでなくルーターやディスクの置き場にもなり、無理なくキレイを保つという裏テーマにぴたりとハマりました。置くかどうか迷いましたが、結果的には正解だったと感じています。

⑦リビング照明はライコン|昼白色と電球色も一括切替

ここからはアメブロでは触れていない、こだわりの照明計画です。リビングにはライトコントロール(ライコン)を導入しました。費用は138,500円。配線でつないだ照明を、ボタン一つで決められたパターンにまとめて切り替えられる仕組みです。

折角調光式の照明にしても、個別の照明を一つ一つ調整するのは絶対に面倒でやらなくなるため、5つまで事前にパターンを作れるこちらを導入しました。

我が家では今のところ次の4パターンを登録しています。

  • 全点灯
  • 全点灯(電球色)
  • ダイニングメイン(リビングはオフ)
  • リビングメイン(ダイニングはオフ)

夕食までは基本的に全点灯で明るく過ごし、その後は気分に合わせて電球色やダイニングメインへ切り替えて雰囲気を楽しんでいます。昼は白い光でくっきりと、夜は電球色でしっとりと。同じ空間が時間帯で表情を変えるのは、ホテルライクを一段引き上げてくれます

ただ、この手の機能は家族によって活用度に差が出ます。正直に言うと、同居している両親はあまり使いこなせていません。調色や一括制御には「切り替えが面倒で結局使わなくなった」という声もあるので、採用前に自分が本当に使う場面を思い描けるかが分かれ目になります。我が家が判断に用いたポイントは次のとおりです。

  • 昼と夜で光の雰囲気を変えたいシーンが具体的に思い浮かぶか
  • スイッチの位置は生活動線上にあり、操作が苦にならないか
  • 間接照明など、切り替えずに雰囲気を作る手段で足りないか

昼白色と電球色を切り替えた実際の比較写真は、追って撮影し、この記事に追記します。色が変わるだけで印象がどれだけ変わるのか、あらためてお見せできればと思います。

⑧窓はローマンシェード|壁を自然に隠す工夫

シャッターの垂れ壁を隠すリビングのローマンシェード
窓上の垂れ壁を自然に隠すローマンシェード。フラットに下りてすっきり

窓まわりでは、カーテンではなくローマンシェードを選びました。ヘーベルハウスでは防犯や台風対策でシャッターを付けると、窓を天井いっぱいまで伸ばせず、窓の上に壁(垂れ壁)が残ってしまうのです。

ハウスメーカーによってはシャッターを軒天に埋め込んでしまうところもありますが、電気機器である電動シャッターはいずれ故障する可能性があるため、ヘーベルハウスではメンテナンス性を重視して埋め込まずに交換しやすい位置に付けています。

この窓上の垂れ壁をそのまま見せると、間延びした印象になりがちです。そこで、たたみ上げると窓上にきれいに収まるローマンシェードを採用し、壁を自然に隠しました。生地がフラットに下りるので、ホテルライクなすっきり感とも相性が良好です。

費用はカーテンより上がりましたが、窓上の壁を自然に隠せる仕上がりを優先しました。シャッターは付けたいけれど見た目も妥協したくない、という方には検討する価値のある工夫だと思います。

⑨全館空調でエアコンレス

壁掛けエアコンがなく黒い吹き出し口だけがある全館空調のリビング
壁掛けエアコンはなし。天井近くの黒い吹き出し口だけが空調を担います

リビングをぐるりと見回しても、壁掛けエアコンがどこにもありません。天井近くにある黒い吹き出し口だけが、空調の存在をそっと示しています。我が家は全館空調なので、部屋ごとにエアコン本体を据える必要がないのです。

白いエアコン本体はどうしても生活感が出て、ホテルライクな空間では悪目立ちしがちです。それがないだけで、壁も天井もすっきり見えます。見た目の生活感を消しながら、家じゅうを一定の温度と湿度に保てるのが、全館空調を選んだ大きな理由でした。おかげで梅雨の蒸し暑い日でも快適とされる25度・60%前後を保てています。

全館空調のメリット・デメリットについては、実測データをもとに詳しく書いています。

ホテルライクなリビングで後悔しないためのポイント

ここまでの内容を、これから家づくりをする方向けのチェックポイントとして整理します。見た目のかっこよさと、暮らしやすさのバランスを取るための視点です。

  • 家具は見た目だけでなく、ロボット掃除機が通れるかまで確認する
  • 床や壁の色は、汚れや傷が目立ちにくいトーンを選ぶと気楽
  • 調色照明は、使うシーンを具体的に描けるなら価値が高い
  • シャッターを付けるなら、窓上の壁の見せ方も一緒に考える
  • 見た目の満足は、全館空調で整えた快適さがあってこそ長続きする

まとめ|ホテルライクなリビングはコンセプトから

このリビングは、見た目にこだわる妻と、性能やメンテナンス性を重視する私、二人の思いが詰まった空間になりました。

方向性をホテルライクにする、という大枠は早い段階で固まっていましたが、迷ったのはそこから先でした。具体的な間取りやインテリアを詰める段になると、考えることが一気に増え、何を優先すべきか分からなくなります。抜け出せたきっかけは、「家のコンセプト」を言葉にしたこと。我が家は「ホテルライク×快適さ」という軸が定まってから、優先順位づけに迷わなくなり、打ち合わせもぐんとスムーズに進みました。

もし今、間取りやインテリアで迷っているなら、細部を決める前に一度、家全体のコンセプトを考えてみてください。我が家がどうやってコンセプトにたどり着き、それをお金のかけどころにどう落とし込んだかは、こちらの記事に詳しくまとめています。

ソファ選びや天然石の決め手など、打ち合わせのリアルな様子はアメブロでも公開しています。あわせてご覧ください。

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※仕様や費用はハウスメーカー・グレード・時期により異なります。実際の検討時は各社への確認をおすすめします。